口内は重要な役割を担っている
健康な歯を守るには口内環境を清潔にしておくことが大切です。ここではオーラルケアについて見直す前に、よくある口内トラブルについて詳しく紹介します。口内トラブルの一例としてよく挙げられる「口内炎」ですが、「たかが口内炎」と侮ってはいけません。1~2週間で自然に治るものもあれば、口腔がんのサインかもしれないからです。また、高齢による老化は身体だけではなく口内にも影響があります。自浄作用がある唾液の分泌量が減少するため、清潔に保つことを常に意識しておかなければなりません。
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定期的にチェックすることが大切
食事をしたり、呼吸をしたりする口は日常生活を快適に送るためには欠かせない、重要な器官です。口内トラブルがあると生活の質が下がってしまいます。「たかが口内炎」と小さなトラブルを侮っていると取り返しがつかない事態に発展する可能性もあるので注意しましょう。口内炎のほとんどは1~2週間で自然に治るものですが、中にはがん化する可能性が高い紅板症や白板症などもあります。口内炎ができる原因は色々ありますが、口腔がんなど重症化しやすいものは特に50代以上の男性に多いようです。
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よくある口内トラブル「口内炎」
よくある口内トラブルとして口内炎にスポットを当てています。一口に口内炎といってもその種類は大きく分けて3つあります。外部の刺激によってできるカタル性口内炎や体調に左右されるアフタ性口内炎は原因が改善できればそのままの状態で放っておいても自然に治癒しますが、もともと体内に住み着いているウイルスが原因のヘルペス性口内炎は免疫が低下したときになることが多いようです。基本的に小さな子どもに起きやすいトラブルですが、場合によっては大人でも発症することがあります。
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特に介護が必要な高齢者は注意!
高齢になると身体機能が衰えてきますが、口内の状態も同様です。若い頃に比べて唾液の分泌量が減少し歯ぐきも痩せてくるため、口内トラブルが起こりやすくなります。特に介護が必要な高齢者は自力でケアするのが難しいため他人を頼らなければなりません。しかし、他人の口内を覗くことはなかなかできず状態を把握しにくいため、気がついたら口内トラブルが大きくなっていた、という場合もあります。口内トラブルの原因は様々ですが、特に注意したいのは治療跡と入れ歯です。菌が繁殖しやすい状態になっている可能性があります。
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